2019 03.11
部下教育と7つの習慣
7つの習慣の研修をやっているとよく尋ねられることの一つに,
「7つの習慣がどうビジネスに活きるのか?」
という疑問があります。
確かに,この疑問はもっともだと思います。
「7つの習慣」という本は,ベストセラービジネス書ではありますが,P・F・ドラッカーの「マネジメント」や,フィリップ・コトラーの「マーケティング・マネジメント」のように,タイトルからダイレクトにおおよその中身が想像できるような本ではありません。
要は,「何か人気のある本なのはわかるけど,得体が知れない」という本なのです。
そこで,「7つの習慣がビジネスにどう役立つのか」という観点について,本ブログにおいて,何回かに分けて説明していきたいと思います。
今回は,「部下教育と7つの習慣」というテーマにしました。
「7つの習慣」はの著者であるスティーブン・R・コヴィー博士は,海外では,リーダーシップ論の世界的権威と言われています。
また,「7つの習慣」は,リーダーシップに関するビジネス書だとも評されています。
ただ,「リーダーシップ」と一口に言っても,その定義だけでも様々な解釈がありうるところですから,これだけでもやっぱり漠然としていますね。
もう少し具体的に,「部下教育」という観点から,「7つの習慣」を紐解いてみましょう。
まず,前提として,「7つの習慣」は,その名のとおり,実践することで個人や組織の目的・目標を達成することに効果性のある7種類の行動習慣を指しています。
具体的には以下の7つです。
第1の習慣 「主体的である」
第2の習慣 「終わりを思い描くことから始める」
第3の習慣 「最優先事項を優先する」
第4の習慣 「Win-Winを考える」
第5の習慣 「まず理解に徹し,そして理解される」
第6の習慣 「シナジーを創り出す」
第7の習慣 「刃を研ぐ」
これらの習慣について,部下教育という観点からアレンジすると,以下のようなイメージになります。
第1の習慣 「主体的である」
⇒ 「部下が,部署や会社の目標達成のために自ら率先して動き,問題が生じても自分事として解決策を考えるようになる」
第2の習慣 「終わりを思い描くことから始める」
⇒ 「部下が,自分,部署,会社という各関係当事者の目的・目標を明確に意識し,常にその達成を意識した判断を行うようになる」
第3の習慣 「最優先事項を優先する」
⇒ 「部下が,部署や会社の目標の達成に対して優先して時間や労力を投じるべき業務の見極めができるようになり,無駄な残業等が減って生産性が高まる」
第4の習慣 「Win-Winを考える」
⇒ 「部下が,上司や会社と自分とのWin-Winを意識するようになり,自社で働くことは自らのWinにもつながるのだと理解することで,定着するようになる」
第5の習慣 「まず理解に徹し,そして理解される」
⇒ 「部下が,顧客のニーズや上司のニーズを効果的に把握できるようになり,効果的なプレゼンテーションができるようになる」
第6の習慣 「シナジーを創り出す」
⇒ 「部下が,上司や同僚,あるいは取引先や顧客との価値観の違いをマイナスに捉えず,むしろチャンスと捉えられるようになり,社内対立や,取引先との摩擦が起きなくなる上に,良質なアイデアが出やすい環境になる
第7の習慣 「刃を研ぐ」
⇒ 「部下が,第1~第6の各習慣の実践力を自ら高めるようになり,幹部候補として育つ」
以上の図式は,いずれも,「部下が第●の習慣を身に着けることで得られる効果」を記載したものです。
上記の内容をご覧になられて,「こんな部下がいたらそりゃ理想的だけど,そんなうまくいくわけないだろ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ですが,現に私の秘書は,一緒に働くようになってまだ2年半程度ですが,上記の要素をかなり満たしています。
私が順調に仕事ができているのは,ほとんど全て秘書のおかげといっても過言ではないと本気で思っています。
これは,『7つの習慣を自分の経営の基軸に据えておいて本当に良かったな』と,実感する場面のほんの一部です。
次回以降,各習慣の実践によりどうして部下が上記のように変化するのか,ということについて詳しくお話ししていきますので,お楽しみに(^^)!
~~~7つの習慣を「実践」するワークセッション研修~~~
部下に,上司や会社の価値観を受け入れてもらった上で,そこに若々しい
フレッシュな考え方をミックスして新鮮かつ良質なアイデアを生み出して
もらう環境を創りましょう!
弁護士阿部竜司の「7つの習慣」超効果性実践研修 第6の習慣特化編
~~「価値観の違いこそがシナジーの源泉」~~
2019年4月12日(金)14時00分~18時00分
愛生舘サロン(札幌市中央区南1条西5丁目)にて
研修の詳細・お申込みは以下の各リンク先にてご確認ください。
お申込フォーム↓
https://goo.gl/forms/qWZ6axEADANG7IM93
Facebookイベントページ↓
https://www.facebook.com/events/397304207766974/
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「7つの習慣がどうビジネスに活きるのか?」
という疑問があります。
確かに,この疑問はもっともだと思います。
「7つの習慣」という本は,ベストセラービジネス書ではありますが,P・F・ドラッカーの「マネジメント」や,フィリップ・コトラーの「マーケティング・マネジメント」のように,タイトルからダイレクトにおおよその中身が想像できるような本ではありません。
要は,「何か人気のある本なのはわかるけど,得体が知れない」という本なのです。
そこで,「7つの習慣がビジネスにどう役立つのか」という観点について,本ブログにおいて,何回かに分けて説明していきたいと思います。
今回は,「部下教育と7つの習慣」というテーマにしました。
「7つの習慣」はの著者であるスティーブン・R・コヴィー博士は,海外では,リーダーシップ論の世界的権威と言われています。
また,「7つの習慣」は,リーダーシップに関するビジネス書だとも評されています。
ただ,「リーダーシップ」と一口に言っても,その定義だけでも様々な解釈がありうるところですから,これだけでもやっぱり漠然としていますね。
もう少し具体的に,「部下教育」という観点から,「7つの習慣」を紐解いてみましょう。
まず,前提として,「7つの習慣」は,その名のとおり,実践することで個人や組織の目的・目標を達成することに効果性のある7種類の行動習慣を指しています。
具体的には以下の7つです。
第1の習慣 「主体的である」
第2の習慣 「終わりを思い描くことから始める」
第3の習慣 「最優先事項を優先する」
第4の習慣 「Win-Winを考える」
第5の習慣 「まず理解に徹し,そして理解される」
第6の習慣 「シナジーを創り出す」
第7の習慣 「刃を研ぐ」
これらの習慣について,部下教育という観点からアレンジすると,以下のようなイメージになります。
第1の習慣 「主体的である」
⇒ 「部下が,部署や会社の目標達成のために自ら率先して動き,問題が生じても自分事として解決策を考えるようになる」
第2の習慣 「終わりを思い描くことから始める」
⇒ 「部下が,自分,部署,会社という各関係当事者の目的・目標を明確に意識し,常にその達成を意識した判断を行うようになる」
第3の習慣 「最優先事項を優先する」
⇒ 「部下が,部署や会社の目標の達成に対して優先して時間や労力を投じるべき業務の見極めができるようになり,無駄な残業等が減って生産性が高まる」
第4の習慣 「Win-Winを考える」
⇒ 「部下が,上司や会社と自分とのWin-Winを意識するようになり,自社で働くことは自らのWinにもつながるのだと理解することで,定着するようになる」
第5の習慣 「まず理解に徹し,そして理解される」
⇒ 「部下が,顧客のニーズや上司のニーズを効果的に把握できるようになり,効果的なプレゼンテーションができるようになる」
第6の習慣 「シナジーを創り出す」
⇒ 「部下が,上司や同僚,あるいは取引先や顧客との価値観の違いをマイナスに捉えず,むしろチャンスと捉えられるようになり,社内対立や,取引先との摩擦が起きなくなる上に,良質なアイデアが出やすい環境になる
第7の習慣 「刃を研ぐ」
⇒ 「部下が,第1~第6の各習慣の実践力を自ら高めるようになり,幹部候補として育つ」
以上の図式は,いずれも,「部下が第●の習慣を身に着けることで得られる効果」を記載したものです。
上記の内容をご覧になられて,「こんな部下がいたらそりゃ理想的だけど,そんなうまくいくわけないだろ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ですが,現に私の秘書は,一緒に働くようになってまだ2年半程度ですが,上記の要素をかなり満たしています。
私が順調に仕事ができているのは,ほとんど全て秘書のおかげといっても過言ではないと本気で思っています。
これは,『7つの習慣を自分の経営の基軸に据えておいて本当に良かったな』と,実感する場面のほんの一部です。
次回以降,各習慣の実践によりどうして部下が上記のように変化するのか,ということについて詳しくお話ししていきますので,お楽しみに(^^)!
~~~7つの習慣を「実践」するワークセッション研修~~~
部下に,上司や会社の価値観を受け入れてもらった上で,そこに若々しい
フレッシュな考え方をミックスして新鮮かつ良質なアイデアを生み出して
もらう環境を創りましょう!
弁護士阿部竜司の「7つの習慣」超効果性実践研修 第6の習慣特化編
~~「価値観の違いこそがシナジーの源泉」~~
2019年4月12日(金)14時00分~18時00分
愛生舘サロン(札幌市中央区南1条西5丁目)にて
研修の詳細・お申込みは以下の各リンク先にてご確認ください。
お申込フォーム↓
https://goo.gl/forms/qWZ6axEADANG7IM93
Facebookイベントページ↓
https://www.facebook.com/events/397304207766974/
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