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201810.2

「理念」の正体

「経営理念」,「企業理念」,「人生理念」等々,最近,「理念」という言葉を聞く機会は増えてきているように感じる方も多いのではないでしょうか。

さて,この「理念」ですが,言葉としては聞き慣れているものの,一口に「理念とは何か?」と問われると,言葉に詰まってしまう方も少なくないと思います。

今日は,そんな「理念」という言葉の正体に迫ってみたいと思います。


まず,端的に「理念とは何か?」という問いに対する私の答えをお伝えしますね。

『「理念」とは,1つ1つの行動選択を判断する上で基準となる道しるべである。』

これが私の解釈です。

理念=行動選択の判断基準

ということです。


例えば,私の人生理念の1つに「Win-Win」というものがあります。

私は,日々の自分の行動を選択する際に,

「今自分が持っている選択肢のうち,関係する人たちや社会とWin-Winになるために最も効果的なものはどれか?」

「今自分が考えている選択肢以外に,もっとWin-Winに近づく効果性の高い選択肢はないか?」

ということを自問自答しながら,行動を決定しています。

理念の「理」とは「ことわり」であり,原理原則,すなわち「物事の筋道」という意味合いを持っています。

他方,「念」とは,「いつも心を覆っているもの」という意味を持っており,『心の中にある強い思い』を表す言葉です。

したがって,「理念」とは,『いつも心の中に強く存在する,物事の筋道や原理原則に適った思い』というのが,文字そのものから導かれる意味合いということができます。

いつも心の中に強く存在し,かつ,ものの道理や筋道に適った思いであるからこそ,人や企業の進むべき道しるべになる,ということです。


具体例で考えてみましょう。

札幌に,「丸吉日新堂印刷株式会社」という印刷会社があります(同社HP⇒http://www.nissindou.co.jp/)。

ごく小規模の会社ながら,「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズで有名な法政大学の坂本光司教授の著書で紹介されるなど,社会貢献への熱心な取組みが様々なメディアで紹介されている会社です。

様々な廃材を活用した再生紙による「エコ名刺」を主力とする企業で,私の名刺もここで作っていただいています。

同社のホームページでは,経営理念として以下の6項目が掲げられていました。

1..顧客満足と社員満足の向上を目指します。
社員自らが夢と希望を持ち感動する事で初めてお客様へ感動を差し上げる事ができます、 良く働きよく遊び 最高のお客様とスタッフにより、夢を実現できる集団になり一度の人生悔いなく精一杯努力します。

2..善の循環。
全ては善の循環である。自分達が正しい心構えを持つ事により良いお客様が集まり点が線になり面となり広がる流れを作り出し 理想社会の構築に貢献します。

3..利他の精神。
常に相手の心を読める人間になり、相互理解により大きく豊かな心を持ち 平和な社会を作ります。

4..常識にとらわれない発想とアイデアにより革新と創造を目指し業界のオピニオンリーダーを目指します。
過去と他人は変えられない、変えれるのは明日と自分だけである。 常に積極的な心構えで情報に敏感になり価値ある商品をお客様へ提供できる存在になります。

5..お客様・世間・弊社 3者全てが豊になる関係を作ります。
三方良し(お客様 世間 弊社)を基軸として すべての関わる人々・環境にとってプラスになるための仕事を進んで作り上げます。

6..失敗を恐れずチャレンジし続けます
仕事と会社は人格形成の場である 私達は常に現状維持という殻を破りチャレンジします。同時に失敗も多く経験しますが失敗の数だけ成長します 私達と関わる全ての人と会社が成長できるよう挑戦し続けます。

(※http://www.nissindou.co.jp/about/ より引用)


いずれも,物事の原理原則に適っており,かつ,社員さん1人1人の行動基準としてもわかりやすいですよね。

実際,同社の社長や社員さんと接していると,いつも笑顔で活き活きとしていらっしゃって,しかもこちらのニーズや思いに寄り添ってくださる姿勢を常に感じることができます。

上記理念の1,2,3,5あたりが自然と伝わってくる感じです。

(4や6は,対顧客との関係というよりは,内部的な商品開発や,プロジェクト立案等における理念なのではないかと思います。)


企業理念や人生理念は,単に聞こえのいい言葉を並べたてても,ただのお飾りにしかなりません。

「行動選択の確かな基準となるかどうか」

これが核心です。

そして,行動選択について,物事の原理原則に適った確かな基準を持っている企業や人は,経済動向や環境変化,他者の言動等といったあらゆる外部要因に振り回されることなく,自分(自社)及び関わる人の幸せに対する効果的な行動選択を一貫して取り続けることができます。


ぜひ,自らの(自社の)確固たる判断基準となる強い思い(=「理念」)を持ちたいですね(^^)


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