2017 10.04
突然ですが,皆さんはご自身の「精神」を磨く活動をしていらっしゃいますでしょうか。
いきなり『精神を磨く』などと言われてもピンとこない方も多いかもしれませんが,私の人生のバイブルであるスティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」では,自分自身を再新再生(リニューアル)していくという第7の習慣において,個人として成長し,かつ,人間関係を豊かにしていくために磨くべき4つの側面の1つとして「精神」(spiritual)が挙げられています。
また,精神を研ぎ澄ますための具体的な方法としては,祈ること,瞑想すること,自らの人格的土台になっている書物(※聖書など)や偉人の言葉等に触れたりする行為が例とされています。
かく言う私も,毎朝論語を素読(=声に出して読むこと)するという習慣を持っています。
さて,こういった行動習慣にはどんな意味や効果があるのでしょうか?
特定の宗教を信仰している方の場合,宗教上のルールとして毎日祈らなければならないとされているから祈るのであって,それ以上に特に意味や効果はないのでしょうか?
私が単に論語が好きだから読んでいるだけであって,趣味や娯楽の一巻のような意味合いしかないのでしょうか?
いやいや,そんなことはありません。
祈ること,瞑想すること,論語を読むこと,その他精神を磨く様々な行為には,1つの共通点があります。
それは,意識的または無意識的に『内なる自分との対話』を行っているということです。
私は,論語に出てくる孔子やその高弟らの言葉を読みながら,そこから読み取ることのできる様々な原則や教訓について,
『今の自分はどこまでこの原則に沿った行動ができているだろうか』
『この教訓を人に効果的に伝えるとしたら,どういった言葉や表現を用いるのがいいのだろうか』
などと自問自答をしています。
その他にも,どの選択肢を選ぶべきか迷っている事柄があるときに,自分が本当に求めていることは何なのか,最優先すべきことは何なのかということを考えるきっかけにもなっています。
まさに,『内なる自分』と対話しているわけですね。
特に社会人になると,人は日々やらなければならないことに追われ,自分が本当に求めていることや,最も優先したいことが何なのかを考えることなく過ごしてしまうことが多くなっていきます。
そんな状態が長く続いてしまうと,人生における重要な選択が自分の本心とずれたものになってしまい,後になってから,
『こんなはずじゃなかった・・・』
と,自分の人生に大きな後悔を残すことにもなりかねません。
そのような後悔をせず,日々の大事な選択が,きちんと自分自身の真意に基づいたものになるようにするための大事な行動習慣,それが『精神を磨く』ということです。
「磨く」という表現を使ってはいますが,(慌ただしい毎日に追われている)自分の気持ちを落ちつけること,(いろいろなことを考えなければならずテンパっている)頭の中をクリアにすること等も,ここに含まれると考えられます。
ここまでお読みくださった方の中には,
『そんなこと言われても,自分は祈ったり瞑想したりするのは気が進まないし,阿部ちゃんみたく論語とかにも興味ないよ~(>_<)』
というような方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
ご安心ください(^^)
精神を磨く習慣は,祈ることや瞑想することなどの神秘的なものばかりではありません。
例えば,私は大学時代に登山サークルに入っており,日本百名山と呼ばれる著名な山に定期的に登っていました。
大学生なので,お金を節約するために山小屋を使わず,テント泊で大きな荷物を背負っていました。
一番重たいときは,荷物の重量が40キロ近くに達することもありました。
そんな荷物を背負いながら,1日8時間以上もひたすら登山道を登り続けるわけです。
息が上がってきついので,休憩中はともかく,歩いているときは仲間ともほとんどしゃべることはありません。
大自然に包まれてマイナスイオンを浴びまくりながらひたすら歩く中で,思考はどんどん研ぎ澄まされていったことを覚えています。
そして,当時悩んでいた人間関係の問題について,どのように対処したらよいかが自然と思いついたりしました。
下山後にそのアイデアを実践したら,それまでかなり悩みの種になっていた問題があっさりと解決したことを今でも鮮明に覚えています。
このように,スポーツや運動に打ち込むことによっても,精神を磨くことが可能です。
ご自身の『内なる自分』と対話できるきっかけになるのであれば,手段は人それぞれでいいのです。
いずれにしても,そのように精神を磨く習慣があるのとないのとでは,人生の充実度に雲泥の差が出ます。
「忙しい」という言葉を毎日のようにつぶやいてしまうあなたにこそ,ぜひおすすめです!
何をするか思いつかないという人は,スマホのアプリで,偉人の名言が毎日配信されるものをDLして,朝歯磨きしながら眺めてください。
あるいは,Twitterをやっている方であれば,スティーブン・R・コヴィー博士の名言集か,アドラーの名言集に関するつぶやきをフォローして,朝歯磨きしながら眺めてください。
特にコヴィー博士はおすすめです。
だまされたと思って一週間続けていただければ,たぶんやめられなくなると思います笑
ぜひお試しあれ!
いきなり『精神を磨く』などと言われてもピンとこない方も多いかもしれませんが,私の人生のバイブルであるスティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」では,自分自身を再新再生(リニューアル)していくという第7の習慣において,個人として成長し,かつ,人間関係を豊かにしていくために磨くべき4つの側面の1つとして「精神」(spiritual)が挙げられています。
また,精神を研ぎ澄ますための具体的な方法としては,祈ること,瞑想すること,自らの人格的土台になっている書物(※聖書など)や偉人の言葉等に触れたりする行為が例とされています。
かく言う私も,毎朝論語を素読(=声に出して読むこと)するという習慣を持っています。
さて,こういった行動習慣にはどんな意味や効果があるのでしょうか?
特定の宗教を信仰している方の場合,宗教上のルールとして毎日祈らなければならないとされているから祈るのであって,それ以上に特に意味や効果はないのでしょうか?
私が単に論語が好きだから読んでいるだけであって,趣味や娯楽の一巻のような意味合いしかないのでしょうか?
いやいや,そんなことはありません。
祈ること,瞑想すること,論語を読むこと,その他精神を磨く様々な行為には,1つの共通点があります。
それは,意識的または無意識的に『内なる自分との対話』を行っているということです。
私は,論語に出てくる孔子やその高弟らの言葉を読みながら,そこから読み取ることのできる様々な原則や教訓について,
『今の自分はどこまでこの原則に沿った行動ができているだろうか』
『この教訓を人に効果的に伝えるとしたら,どういった言葉や表現を用いるのがいいのだろうか』
などと自問自答をしています。
その他にも,どの選択肢を選ぶべきか迷っている事柄があるときに,自分が本当に求めていることは何なのか,最優先すべきことは何なのかということを考えるきっかけにもなっています。
まさに,『内なる自分』と対話しているわけですね。
特に社会人になると,人は日々やらなければならないことに追われ,自分が本当に求めていることや,最も優先したいことが何なのかを考えることなく過ごしてしまうことが多くなっていきます。
そんな状態が長く続いてしまうと,人生における重要な選択が自分の本心とずれたものになってしまい,後になってから,
『こんなはずじゃなかった・・・』
と,自分の人生に大きな後悔を残すことにもなりかねません。
そのような後悔をせず,日々の大事な選択が,きちんと自分自身の真意に基づいたものになるようにするための大事な行動習慣,それが『精神を磨く』ということです。
「磨く」という表現を使ってはいますが,(慌ただしい毎日に追われている)自分の気持ちを落ちつけること,(いろいろなことを考えなければならずテンパっている)頭の中をクリアにすること等も,ここに含まれると考えられます。
ここまでお読みくださった方の中には,
『そんなこと言われても,自分は祈ったり瞑想したりするのは気が進まないし,阿部ちゃんみたく論語とかにも興味ないよ~(>_<)』
というような方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
ご安心ください(^^)
精神を磨く習慣は,祈ることや瞑想することなどの神秘的なものばかりではありません。
例えば,私は大学時代に登山サークルに入っており,日本百名山と呼ばれる著名な山に定期的に登っていました。
大学生なので,お金を節約するために山小屋を使わず,テント泊で大きな荷物を背負っていました。
一番重たいときは,荷物の重量が40キロ近くに達することもありました。
そんな荷物を背負いながら,1日8時間以上もひたすら登山道を登り続けるわけです。
息が上がってきついので,休憩中はともかく,歩いているときは仲間ともほとんどしゃべることはありません。
大自然に包まれてマイナスイオンを浴びまくりながらひたすら歩く中で,思考はどんどん研ぎ澄まされていったことを覚えています。
そして,当時悩んでいた人間関係の問題について,どのように対処したらよいかが自然と思いついたりしました。
下山後にそのアイデアを実践したら,それまでかなり悩みの種になっていた問題があっさりと解決したことを今でも鮮明に覚えています。
このように,スポーツや運動に打ち込むことによっても,精神を磨くことが可能です。
ご自身の『内なる自分』と対話できるきっかけになるのであれば,手段は人それぞれでいいのです。
いずれにしても,そのように精神を磨く習慣があるのとないのとでは,人生の充実度に雲泥の差が出ます。
「忙しい」という言葉を毎日のようにつぶやいてしまうあなたにこそ,ぜひおすすめです!
何をするか思いつかないという人は,スマホのアプリで,偉人の名言が毎日配信されるものをDLして,朝歯磨きしながら眺めてください。
あるいは,Twitterをやっている方であれば,スティーブン・R・コヴィー博士の名言集か,アドラーの名言集に関するつぶやきをフォローして,朝歯磨きしながら眺めてください。
特にコヴィー博士はおすすめです。
だまされたと思って一週間続けていただければ,たぶんやめられなくなると思います笑
ぜひお試しあれ!