阿部竜司法律事務所 札幌弁護士会所属 阿部竜司法律事務所 札幌弁護士会所属

2016 06.10

子供が親を育てる

私には生後約10か月になる息子がいます。

まだまだ赤ちゃんですが,最近はいはいで部屋の中を激しく動き回ることに楽しみを覚えたようで,元気に遊ぶ姿を嬉しく思う反面,色々と危険も増えてハラハラすることも多い日々を送っています(苦笑)。

子供と触れ合ったり,子供のお世話をしていて思うことは,本当に日々「子供に成長させてもらっている」ということです。

子育ては,初めてのことや予期せぬハプニングが満載です(お子さんのいる方々は皆さん同意してくださると思います笑)。そのため,「どのような選択をすることが子供にとって(or家族みんなにとって)ベストなのか」ということをよく考える機会が必然的に多くなります。

これが自分の成長につながるんですね~。

例えば,先日こんな場面がありました。

週末,家族3人でショッピングセンターに行った際に,フードコートで昼食をとっていた時のことです。

私自身の食事を終えた後,子供の食事のために自分の食事を後回しにしていた妻にゆっくり食事してもらうため,私はフードコートの近くにあるキッズスペースで子供を遊ばせることにしました。

当然,週末の混雑時ですから,他の子供たちも同じスペースで遊んでいる状況でした。

そこで私が考えたことは,

「うちの子はまだ9か月半くらいだから,自由にさせすぎたら他の子供たちに迷惑をかけてしまうかもしれない。ある程度僕の手の届く範囲で遊ばせよう。」

というものでした。

う~ん・・・,今こうして文字化してみても,かなり利己的な感じがしますね~。

これって,根底には,「子供が他の子に迷惑をかけたら,親である自分が相手の子の親御さんに謝罪したりしなければならないから,面倒だな~。」という発想がありますよね。

子供の健やかな成長のことを考えれば,せっかくの機会なのですから,世代の近い子供たちとの触れ合いや,初めて見る他人と接することを経験させてあげた方が子供にとってプラスになりますよね。

実は,当時もそのような発想自体は思い浮かんでいました。

でも,最終的には,for meな発想の方を優先してしまったわけです。

すると,食事をしながらこちらの様子を見ていた妻から「なんも,他の子たちと自由に遊ばせてあげればいいじゃない~(^^)」と声を掛けられました。

さすがですね。私の利己的な考えは完全に見透かされていました(苦笑)。

こんな風に,子供との時間は,自分を成長させてもらえる機会が盛りだくさんです。

まさに子供と一緒に成長という感じですね(^^)

ちなみに,妻から一言もらった後,ある程度自由に遊ばせるようにしたら,息子は,年がかなり近いと思われる女の子にキスされてました(笑)。

その調子で将来もモテる男になれよ!!我が息子よ(笑)!!