2016 07.04
私が「尊敬する人」として名刺にも記載している青木仁志さんの本です。
思えば,私が選択理論を知ったのも,その後様々な学びを深め,また,多くのかけがえのないパワーパートナーに出会えたのも,全てはこの本がきっかけでした。
この本と出会ったのは2年弱前になります。
それ以前から,もっと人生において成功したいという願望は強く,いわゆる自己啓発本はいくつか読んでいました(スティーブン・R・コヴィー,ナポレオン・ヒル,神田昌典等々)。
しかしながら(今でこそ7つの習慣は自分の軸となっていますが),当時はどの本も「いいこと書いてあるな~。そのとおりだな~。」と思ってはいたものの,書いてある内容の実行度合いは低いと言わざるを得ませんでした。
そのため,特に良好な人間関係の構築という側面において,今よりかなり未熟な状態にありました。
そんな中で,自称「学びの変態」であるものすごく勉強熱心なスーパー税理士さんのfacebook上でこの本が熱く紹介されており,これは読まないわけにはいかない!と思い,すぐにネットで注文しました。
この本を読んだ時の覚醒の瞬間は,本当に忘れられません。
選択理論とアチーブメントテクノロジーという,青木さんが自らの人生の使命として多くの人に伝え続けてきた「幸せになるための技術」,「成功するための技術」が,わずか300頁弱の本の中にこれでもかと詰め込まれていました。
この本のおかげで,人それぞれの幸せの形,求める幸せの理想像というのは異なること,そして,それぞれの幸せの形が全て尊重されるべきであるということを深く深く痛感することができました。
この本のおかげで,他人の行動変容を促したいのであれば,相手が自らそうしたくなるように自分が行動するしかない,ということを深く理解することができました。
この本のおかげで,自分の人生理念を考えるきっかけを得ることができ,自分という軸の安定感が何倍にもなりました。
この本のおかげで,その後に素晴らしい学びの世界を知ることができ,短期間で飛躍的に自分が成長していることを実感することができています。
この本のおかげで,成功は「技術」であり,訓練によって誰でも体得することができるということを知ることができました。
この本を読了した直後に,子供ができました(これ本当です。本を買ったのが2014年9月下旬で,妻が妊娠したのが同年10月でした。)。
自己啓発本の王道本は海外のものが多いですが,海外の自己啓発本の翻訳版は,具体的事例がイメージしにくいものであったり,文体が難しくて腹オチしにくかったりという難点を感じる方も少なくないと思います。
しかし,この本は,日本人である青木さんが近年に著したものであり,文体は非常に読みやすいです。
また,実際にセミナーで行われているワークもたくさん入っており,いい意味で,読書中も自ら主体的に考える機会がたくさんあります。
自分の殻を破りたい方,もっと良好な人間関係を築きたい方,「ビジネスはサクセス,プライベートはハピネス」という人生を送りたい方,そしてなにより,成功の具体的技術を体得したい方,必読です!!