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20167.21

相手の成功を自分の成功とする

皆さんは,ビジネスにおいてもプライベートにおいても,「相手(パートナー)の成功=自分の成功」という意識をもって協力関係を築いていますか?

世の中の多くの人は,自分にとっての「成功」をイメージするにあたり,自分1人だけの成功を考えがちです。

しかし,その人の成功が自分の成功にもつながるというパートナーについては,パートナーの成功を手助けすることもまた,自分の成功への確かな道のりということができます。

例えば,職場の上司と部下の関係で考えてみましょう。

上司Aは,会社組織上,部下Bを指導しなければならない立場であるという理由で“仕方なく”部下の指導や,指示命令を行っています。

他方,部下Bも,あれこれとうるさいことを言ってくる上司Aを煙たいと思いつつも,組織上は自分より上の立場にある人間なので,“仕方なく”指導を受けたり,指示命令に従っています。

こんな状況は,世の中の会社において星の数ほどあふれているでしょう。そうじゃない会社を数えた方が早いくらいでしょうね。

でも,本来的には,AもBも,相手の成功=自分の成功という関係にあるはずです。

Aは,(Aが貢献することで)Bがしっかりと成長して成果を出してくれれば,指導係であった自分の評価も上がる上に,会社としても業績がアップして,自分自身の成功に着実に近づきます。

他方,Bも,(Bが貢献することで)Aが社内で評価を上げたり,あるいは上司としての成果を上げることができれば,Aの覚えがよくなり,Aの信頼を得てより大きな責任ある仕事を任せられるようになったり,出世したり,給料が上がったりするなど,やはり自らの成功に近づきます。

(※私の尊敬する,アチーブメント㈱の青木仁志社長は,このような相手の成功が自分の成功につながる人のことを「パワーパートナー」と名付けていますので,以下「パワーパートナー」といいます。)

このように,パワーパートナーへの貢献は,パワーパートナーの成功へと結びつき,ひいては自分自身の成功へとつながっていきます。

このことを意識するだけで,上司と部下の関係は劇的に変わります。

なにせ,お互いの成功は自分の成功なわけですから,常に,お互いに「いかに相手の成功に貢献するか」という視点で行動を選択するようになります。

そうすると,当然ながら,上司から部下へのパワハラ・セクハラ・マタハラといったハラスメント行為は発生しなくなります。

また,長時間労働やサービス残業の強要や休日を与えないなどといった違法・不当な労務管理体制もなくなっていきます。

いずれも,部下の成功への貢献という視点から見て完全に真逆であることは明らかですよね。

他方,部下の側も,与えられた仕事に対して責任を持たないであるとか,遅刻等の怠慢行為をすることはなくなるでしょう。

それどころか,上司の仕事がやりやすくなるようにいろいろと工夫したり,上司自身も気づいていなかった問題解決方法などを考えたりといった主体的・創造的な行動が増えていきます。


家庭生活においても同じことが言えます。

配偶者は,本来,自分の人生において最も重要なパワーパートナーであるはずです。

だって,人生をずっと一緒に歩んでいく相手なわけですから,相手が幸せでなければ,自分が幸せになることは不可能でしょう。

それなのに,世の中の多くの夫婦は,相手の成功に貢献しようとするのではなく,相手に求めてばかりいます。

「妻なんだから〇〇するのが当たり前だ。」,「夫なんだから××するべきではない。」というような具合ですね。

(つい最近まで私も妻に対してそのような誤った行動をとってしまっていたので,本当は偉そうに言えた義理ではないのですが(苦笑))。


このように,ビジネスにおいてもプライベートにおいても,「パワーパートナーの成功=自分の成功である」と気づいて,これを意識して行動を選択するようにすれば,人間関係は劇的に変わります。

ぜひ,単純な「好き・嫌い」という感情だけで行動を選択するのではなく,相手の成功を自らの成功と考えて行動を選択してみてくださいね。