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20167.1

指を自分に向ける

ここ数日の通勤や移動のお供に,昨年,大久保寛司さんが札幌でセミナーをしてくださった時のCDを復習しています。

大久保さんは,人が生き生きと働ける職場作りの伝道師であり,どうすれば職場の雰囲気がよくなって,会社全体が活性化するかということをいろんな実例を通して教えてくれます。

その中でとても印象に残ったお話を紹介したいと思います。

それは,「指を自分に向ける」というお話です。

上司が部下を変えようとしている(もっと生産性を上げようとしている)ものの,うまくいっていない場面を想像してください。

そのような場面において,相手に向いている指を自分に向けるだけで,全て(問題を)解決できると大久保さんは言います。

具体的に見てみましょう。

「なんでもっとやる気を出さないんだ!」 ⇒ 「(私は)なんでもっとやる気を引き出してあげられないんだろう」

「何度言ったらわかるんだ!」 ⇒ 「(私が)どう言ったらわかってもらえるだろうか」

「なんでそんなことしちゃうんだよ!」 ⇒ 「(私は)なんでそんなことさせちゃうんだろう」

「なんで言ってこなかったんだよ!」 ⇒ 「(私は)どうして言ってもらえなかったんだろう」

これは,「7つの習慣」にも通ずるお話です。

さて,どの習慣に関係することでしょうか。

それは,第1の習慣「主体的である」です。

「主体的である」ことは,問題の発生原因について,全てを他責ではなく自責で捉え,自分自身ができる解決策を講じる姿勢です。

まさに,「指を自分に向ける」ことと同じですね。

部下が自分の期待通りに動いてくれていないのであれば,それは,期待通りのパフォーマンスを発揮できる部下の可能性を引き出すことができていない上司のリーダーシップの欠如が問題なのです。

リーダーシップとは,人の価値と可能性を引き出して,本人に見えるようにすることです。

部下が「やる気がない」,「能力がない」,「使えない」などと言って非難する上司は,自分が部下の可能性をまるで引き出すことができず,上司として無能である(リーダーシップがない)とアピールしているようなものです。

ちなみに,上司と部下のケースはあくまで典型例の1つにすぎず,「指を自分に向ける」ことは,およそ人を変えたい(動かしたい)場面の全てにおいて活用すべき原則です。

「なんで夫は私の気持ちをまるで理解してくれないの!」 ⇒ 「どうしたら理解してもらえるようになるだろう」

「なんで上司は私にガミガミ言うんだろう。」 ⇒ 「上司にガミガミ言われないようにどうしたらよいだろうか」

例えばこんなイメージですね。

皆さん,人に変わってもらいたいなら,相手に向いている指を自分に向けましょう。

大げさではなく,世界が劇的に変化するはずです。