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20167.31

価値観の違う部下や家族とのビジョン共有の方法

皆さんは,せっかく会社の経営理念やビジョン,あるいはご自身の人生理念やビジョンをきちんと固めたのに,部下や家族とうまく共有することができず,悩ましい思いをしたことはありませんか。

せっかく一生懸命時間をかけて練った理念やビジョンを,部下や家族といったパワーパートナーと共有できないときついですよね。

でも,このような状態に陥っている方は非常に多いと思います。むしろ,そうでない人がごく少数といった方がいいでしょう。

なにせ,部下や家族は,あなたとは人生経験も価値観も何もかもが違うわけですから,簡単に共有などできなくて当たり前です。

とはいえ,あなたが理念を貫いて思考と行為を一致させることで,当然ながら,パワーパートナーにとっても幸せに近づくことになる(=win-winになる)わけですから,できることなら共有したいですよね。

そんな時はどうしたらよいでしょうか。

端的に言います。

相手にとっての「成功」や「幸せ」が何かという情報をしっかりと把握し,それらの「成功」や「幸せ」と,会社やあなた自身の理念の貫徹がつながることを,相手にわかってもらうこと。

これにつきます。

ここで最も重要なことは,「成功」や「幸せ」というものは,人によって千差万別であり,(似ている人はいても)誰一人として,全く同じ人はいないということです。

この最も基本的なことを念頭におかず,自身が掲げる経営理念や人生理念が,自分の価値観に照らして(パートナーにとって)「成功」や「幸せ」につながるということを一生懸命伝えようとして,苦労する方が少なくありません。

でも,それは苦労して当たり前なのです。なにせ,こちらの価値観に照らして判断している限り,部下や家族等のパワーパートナー自身が本当に望んでいる「成功」や「幸せ」は明らかにならず,相手が感じるギャップは埋まらないわけですから。

だから,相手にとっての「成功」や「幸せ」がどんなものかを知ることが,とっても重要なわけです。

中には,相手にとっての「成功」や「幸せ」が,相手自身においてもまだ明確になっていない場合もあるでしょう(若い方の場合は特にそういうケースが多いと思います。)

そんな時は,5つの欲求のうち,何の欲求が強いかどうかを明らかにするところから始めてみてください。

生存の欲求が強い人なら,より快適で健康的な生活を送れるようになることを強調すると響くかもしれません。

愛・所属の欲求が強い人なら,愛する人をより幸せにできるようになるとか,一緒にいられる時間が増えるとか,あるいは,仲間とさらに強い絆を創ることができる,というような点を強調すると響くかもしれません。

力の欲求が強い人なら,より大きな仕事ができるようになるとか,より多くの人から承認されるようになる,といった要素を強調すると響くかもしれません。

自由の欲求が強い人なら,誰かにコントロールされることが少なくなるとか,収入が増大して経済的自由の度合いが高まるような点を強調すると響くかもしれません。

楽しみの欲求が強い人なら,たくさんの学びを得られるとか,(余暇時間や収入が増えて)趣味に時間やお金をより投じれるようになるといった点を強調すると響くかもしれません。

以上はあくまでほんの一例にすぎず,相手に応じて,効果的なアプローチ方法は様々に考えることができます。

部下や家族との理念共有にお困りの方,まずは彼らの欲求(≒打って響くポイント)を探り,そこから,彼らの「成功」や「幸せ」が何なのかを明らかにしていきましょう。

そこから始めなければ,永遠に,真の意味で理念が共有できる状態は訪れません。

あなたが大事にしていることに共感してもらい,同じ方向を向いて一緒に進んでいきたいのであれば,まずはあなたが彼らの大事にしていることを知り,共感することから始めてみましょうね。