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20167.26

真に「主体的である」とは

今朝,元松下政経塾塾長で,現在は志ネットワークを運営されている上甲晃さんのメッセージを読んでいたら,こんな言葉が出てきました。

「問題点は,あなたができない言い訳をするためにあるのではない。あなたが解決に立ち向かうためにあるのだ。」

私たちは,日々の人生において,常に大小さまざまな問題に直面します。

その問題に,苦しみ,悩み,辛い思いをすることもたくさんあるでしょう。

しかし,実は,問題に対して苦しんだり,悩んだり,辛いなぁと感じていることもまた,自分自身がそのような選択をしている結果なのです。

そのことを理解する助けとなってくれるのが,冒頭に紹介した言葉です。

問題点があるときに,「〇〇という問題点があるから,私にはできない。」と考えるのか,それとも,「〇〇という問題点はどのように解決できるだろうか。そして,解決することで自分はどんな風に成長できるだろうか。」と考えるのかは,その人次第です。

人が直接コントロールできるのは,自分自身の「思考」と「行動」のみではありますが,「思考」と「行動」をコントロールすることで,「感情」も間接的にコントロールすることができます。

全く同じ条件下で同じ問題に直面したときに,

「どんな解決方法があるだろう。」,「解決できた時,自分はどんな風に成長できるだろう。」

という「思考」を選択する人と,

「こんな問題があっては何もできない。」,「なぜ自分がこんな目に合わなければならないのか。」

というような「思考」を選択する人で,心に芽生える「感情」は同じでしょうか?

違いますよね。

前者はワクワクしたり,ポジティブな感情が芽生えてくるでしょう。

これに対して,後者は,自己否定感や,苦悩,悲哀(+これらの二次的感情としての怒り)などといった感情が芽生えてくるのではないでしょうか。

さて,以前にもご紹介しましたが,「7つの習慣」においては,「主体的であること」が第1の習慣として掲げられています。

これは,一言でいえば,あらゆる出来事について,他人のせいにせず,「自分に何ができたか,何ができるか」にフォーカスすることでした。

私は,このような「主体的であること」とは,つまるところ,あらゆる問題について,これを解決するために自分の「思考」と「行動」をコントロールし続けられることであると考えています。

どんな問題に直面しても,常に,

『今この問題を解決するために自分が選択すべき「思考」(=考え方)と「行動」は何か?』

と問い続けること,さらには,

『今後同じ問題を発生させないために選択すべき「思考」や「行動」は何か?』

と問い続けること。

このような姿勢(=心の持ちよう)こそが,真に「主体的である」ことを意味するものといえるのではないでしょうか。

人は,問題に直面した時,当たり前のように,その原因となった人が「悪い」という「思考」を選び,その人を非難したり責めたりするという「行動」を選んでしまいます。

しかし,そのような「思考」や「行動」を選択しても,問題は解決しませんし,状況は一向に改善しません。

あなたの「思考」や「行動」の目的が,他人を非難し,責めることで相手を屈服させ,一時の優越感や征服感に浸りたいということなのであれば,それでもよいでしょう。
(※但し,それは他者の信頼口座に対する強力な引出行為になりますので,それでも良ければですが。)

もっとも,ほとんどの方は,発生した問題をできるだけ迅速かつ円満に解決することと,同じような問題が二度と起こらないように予防策を講じることが,本来的な行為目標になるはずです。

そうであるならば,常に指を自分に向けて,問題解決のために自分が採るべき「思考」と「行動」を考える姿勢を持ちたいですね!